2017年09月15日

簿記講座が終わりました。

彦根の商工会議所で、7月から9月にかけて講師をさせていただいた簿記講座(全8回)が先週終わりました。毎週2時間の講義をどう進めるか間際まで考えていましたので、終わってほっとしています。

受講者のほとんどが簿記について学ぶのは初めてという方と、最初の4回で仕訳について、次の2回で決算と消費税、最後は管理会計までを勉強しました。さすがに管理会計は難しいという意見もあったのですが、記帳は税務署のためだけにするのではなく経営に活かすことができるんだということを感じていただけたらよかったなと思います。

会計ソフトがあれば、入力さえすれば損益計算書も貸借対照表もつくってくれますし、経営分析指標もボタン一つで出してくれるものもあります。ただ、それを活かすためには仕組みを勉強しておくのも良いのではないでしょうか。来年も多分5月頃募集になると思います。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:03| Comment(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月15日

新医療費控除ってなんなんだ


平成29年分の確定申告から、通常の医療費控除とは別にスイッチOTC薬控除(仮名)っていうのが出来るようになりました。私の嫌いな選択特例で、医療費控除かスイッチOTC薬控除か、有利な方を自分で選びなさいというもの。

それぞれの内容はだいたいこんな感じ(ほかにも条件や制限があって正確ではないけど)

医療費控除は、治療のための医療費であれば、病院代であれ市販薬であれ年間支払った額から10万円を引いた金額を所得から控除するというもの(上限190万円)

スイッチOTC薬控除は、一般市販薬購入費のうちスイッチOTC薬購入費年間支払った金額から1万2千円を控除した金額を所得から控除するというもの(上限8万8千円)

年間の医療費が18万8千円以下の人は、どっちが有利かを検討しなければなりません。

ところが、このスイッチOTC薬がわからない。ネット等で検索すればこの市販薬がスイッチOTC薬かどうかは多分わかりそうですが、領収書はもちろんパッケージにさえ書いていません。
どうやって区別して申告するのか?

>確定申告書に添付する書類は、一般用医薬品購入時の金額が明らかにされているレシートか領収書と、(予防接種などの)取組みを行ったことを明らかにする書類(税のしるべ4月11日号)
>一般用医薬品は82種類が適用対象となった(同号)

結局、薬屋さんの領収書があればいいの?スイッチOTC薬であろうがOTC薬であろうが、ドリンク剤であろうがもしかしたら食材であろうが週刊誌であろうが、・・・・
ただ、馬鹿をみても正直者でありたい人にやさしい税法にしてほしい。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

納税者が選択できる特例って嫌いです。

税の3原則の一つに「公平の原則」というのがあります。同じ所得の人には同じ税金であるべきってことですが、いろいろな所得がありますので必ずしも同じ税金にはなりませんが(昔は不労所得ほど高かったのが今は逆)、まったく同じ種類の所得なら同じ税金になるべきという考え方です。

しかし、納税者が選択できる特例というのは、まったく同じ所得でも選び方によって税金が変わってくるってものです。普通は税金の安いのを選びますが、計算がややこしく間違って選択してしまうことも多々あります。

「間違った選択も選択です」というわけで、後から間違いを直させてはくれません。また、税金の知識がなく特例を受けなかったという場合も「選択しなかった」ということで、後で気づいて受けるということが出来ません。

上場株式の配当所得然り
寄付金の税額控除然り
譲渡所得の特別控除然り

間違ったのは納税者が悪いんじゃない、そんなややこしい税金にした国だろう、と思いながら、間違わないように少しでも有利なようにと、日々計算を繰り返す今日このごろ。

それなのに、今度は医療費控除まで選択しなければならなくなったって・・・・



--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

国税庁ホームページ、サイバー攻撃か!?

>時事通信2月10日(水)12時51分
> 国税庁は10日、ホームページ(HP)が午前10時40分から閲覧できなくなったと明らかにした。大量のアクセスが集中しており、同庁はサイバー攻撃を受けた可能性があるとみて調べている。

国税庁までサイバー攻撃されるようになると、怖いですねー。と、言うか、私もその攻撃に加担してるかも・・・。
久しぶりにe-Taxソフトを起動したので、ソフトが勝手にバージョンアップを行っていくのですが、途中でエラーが出て起動失敗。以降、ネットにつなげての起動は出来なくなったので、「ネットにつなげない」を選択し事なきを得たのですが、それでもホームページ閲覧等を試みたため、10回程度はnta.go.jpサーバーへのアクセスを繰り返してしまいました。

会計事務所の事務員の方や、今日は申告書を仕上げようと思っておられた納税者の方は、回復する3時頃までアクセスを繰り返された方もたくさんおられたんじゃないでしょうか。それをサイバー攻撃で片づけるのはどうなんでしょう。
問題は、国税庁のシステムの作り方と対応にあると思います。

・e-Taxソフトでサーバーエラーが出れば、「5分後に再度ネットワークにアクセスしてください」と表示して、オフラインで起動する
・特定のページにアクセスが集中した場合、そのページのアクセスを制限し、別のページにお詫びアナウンスを表示する
・税理士にe-Taxソフトの使用を控えるよう通達する

素人考えですが、危機管理としてこれくらいのことをしていれば、回復までに4時間も要すということはなかったんじゃないかと思うんですが。
納税者、税理士、税務職員の被った迷惑は、相当だったんじゃないでしょうか。サイバー攻撃の犯人がいなかった場合、庁はちゃんと反省して、年1回くらいいいやと思わずに、そろそろ対処法を検討すべきだと思います。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

nta.go.jpにアクセスできなくなってしまいました・・・。

国税庁ホームページへ行って書式をダウンロードしようとしたら、アクセスできなくなっていました。
e-Taxソフトも「ネットにつなげない」で起動して作業しています。
もしかしてウチだけの問題かもしれませんが、何かトラブルなら、今の時期税務署はえらいことです。
posted by 万願寺 at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月16日

小学校で租税教室の先生をしてきました。

IMG_1611[1].JPG去年税理士を開業して以来、3校目の租税教室講師です。

今回は、クラスを国に見立て、税金をいくらにしたらいいかをグループ代表を決めて討論する、というもの。
グループの人数には違いがあるため、折り紙の人形を作って持参しぴったり同じ人数になるよう調整しました。初の試みだったのですが、折り紙が好評だったのと集計が楽だったので、次回からも使おうと思っています。

折り紙人形で人数を調整できる国ならいいのですが、実際の日本の議員定数は2倍以上の差があって「法の下の平等」に反するとかで大変みたいです。
よくはわからないんですが、「法律では決まってないけど偉い人には選挙権2枚あげましょう」とかだと「法の下の平等」に反するけど、法律で議員数が決まってるんなら、格差が2倍あってもいいんじゃないかと私は思います。一人当たり国会議員数が東京の2倍の島根がうらやましいという都民が引っ越せば、議員定数も是正されるし過疎化問題も解決していいんじゃないかと思うのですが・・・



--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

音楽家セミナー始末

来ていただいた方が皆やさしくて、気持ちよく講義をさせていただくことが出来ました。企画から準備まですべて三宅さんにしていただいて、本当にありがたかったです。

また機会をつくっていただけることがあれば、聞きに来てみてください。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月04日

年の初めの「音楽家のための確定申告セミナー」

あけましておめでとうございます。
あいかわらず年末からばたばたとしておりまして、やっと年賀状の整理がほぼ完了したところ。今年こそはちゃんと出そうと考えていたんですが・・・。届いていない方、2通も3通も届いている方、本当に申し訳ありません。これに懲りず、今年もよろしくお願いします。

1月15日に「音楽家のための確定申告セミナー」の講師をさせていただくことになりました。会場からパンフレットまで準備していただき、本当にありがたいことです。
2時間のセミナーですが、以下のような疑問に答える形で、様子をみながら進めていきたいなと思っています。

・今まで確定申告したことない。しなきゃいけませんか?
・天引きされてる税金ってなに?
・ちゃんとて天引きしてもらわないと、叱られる?
・領収書出してないものは、申告しなくて大丈夫?
・年収300万。申告したらどうなる?
・どんなものが経費になる?
・温泉旅館の宿泊費は?
・サンタクロースの衣装代は?
・自宅の家賃や電気代は?
・自家用車の修理費や車検代は?
・音楽仲間との飲み会は経費になる?
・コンサートチケット代は経費になる?
・福利厚生費としとけばいいの?
・ローンで買った楽器(減価償却費)
・領収書整理の仕方
・記帳といわれても何をしたらいいのやら
・青色申告のメリットって?
・配偶者にマネージャーをしてもらってるんですが・・・
・青色申告ソフトって何がいいのかわかりません
・B/S、P/Lってなんですか?
・帳簿の種類(総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳、経費帳)
・消費税、申告した方が得な場合がある?
・依頼主からマイナンバーを要求されました
・マイナンバーで私のすべてがばれてしまうの?
・税務署から連絡がありました。どうしましょう・・・


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月22日

儲かってる外債は年内に売らなきゃ

来年から証券税制が大きく変わります。私の場合、資産専門といいながら金融取引が好きじゃなくってしていないもんですから、金融機関からなんの話もないんですが、影響のある方には証券会社などから十分情報が入ってると思われます。

年内は公社債の利益は非課税でしたが、平成28年以降の売却には20.315%の税金がかかります。
儲かっている公社債は年内に売っておく、損しているのは来年以降に売却すれば株の儲けと損益通算出来ます。

ただ、
日本中の人が同じことを考えるので、年末に公社債が値崩れして結局損をしてしまうかも・・・
やっぱり金融取引は嫌いです。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

マイナンバー導入で、保険屋さんと不動産屋さんは大変?

マイナンバー制度について、いろいろと広報もされていますので、ご存知のかたはもうよくご存知かもしれませんが、要は、税務署も病院も銀行も個人を特定するのに「統一番号」で管理することで「偽者」を除外しようってことだと認識しています。ただ、「マイナンバーが漏れれば、私がいくら儲けてるかやどんな病気にかかったか、いくら財産を持ってるかまで全部漏れてしまう」という噂は誤解です。番号は統一されますが情報が統一されるわけではありませんので、税務署、病院、銀行等のセキュリティがちゃんとしてれば、問題ありません。

また、番号が漏れたところで、それぞれの機関が本人確認を行いますので、即自分の偽物が現れることはないでしょう。ただ、番号を管理する人、本人確認をしなきゃならない人は大変です。

まず、番号管理。カギを掛けて守らなきゃいけないようですが、そもそもいろんな人に教えなきゃいけない個人番号が、今の情報化社会において、秘密を守り続けられるわけがないんじゃないかと思うのですが・・・。(逆に漏れたら危険といえば言うほど、詐欺の餌食が増えるんじゃないかと思うのですが)

次に、本人確認。従業員だったり、顧問の税理士さんや弁護士さんといった方はそんなに抵抗なく確認できると思うのですが、大丈夫かと思うのは、保険屋さんと不動産屋さん。

保険屋さんが保険金を支払ったときに法定調書を税務署に提出することになっていますが、契約者、被保険者、受取人の個人番号を記入しなきゃならなくなります。そのため外交の方が契約時に本人確認をされるんだと思いますが、大変そう。

生命保険契約等の一時金の支払調書(新様式)
https://www.nta.go.jp/mynumberinfo/jizenjyoho/pdf/jizenjyoho03.pdf

不動産屋さんが不動産を買ったとき法定調書を税務署に提出することになっていますが、売った人、仲介業者の個人番号を記入しなきゃならなくなります。そのため契約時に本人確認をされるんだと思いますが、管理と併せて大変そうです。

不動産等の譲受けの対価の支払調書(新様式)
http://www.nta.go.jp/mynumberinfo/jizenjyoho/pdf/hotei1_05.pdf

あと半年でマイナンバー制度はじまります。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月19日

揉めてても必要な小規模宅地の特例受けるための同意(その2)

「同意書」とはいえ、遺産分割協議書のように、申告書とは別に作成し、相続人全員の署名押印をした書類ではありません。「相続税申告書11・11の2表の付表2の1」の上の方に名前を書く欄があり、ここに名前を書くだけです。会計事務所の申告書作成ソフトによっては氏名を印字してるのもあるかと思います。

この欄に、小規模宅地の特例を受けることが出来る財産を相続した人全員の(同意の)記名が必要になります。その財産を相続した人が2人なら2人だけの記名でいいのですが、受けられる財産のうちに未分割のものがある場合、相続人全員の記名が必要です。

今回の争点は「遺言で揉めてるのに、申告期限までに記名してくれるわけないじゃないか」という納税者の主張に対して、「法律上そうなっていますから」という結論です。妥当な裁決といわざるを得ません。

何が悪かったのか

被相続人が小規模宅地の特例を受けられる財産の一部だけを特定の人に譲る遺言を書いたこと、です。どうせ書くなら、小規模宅地に該当する財産はすべて特定の人に遺贈して、特例の同意を必要無いようにしておくべきだったということ。死ぬときまで税金の心配をしなければならないのは切ないですが。

今回受けられなかったけど、全部分割が確定したとき、更正の請求をして今回の物件を選択すればいいんじゃないのという考えがあります。小規模宅地の特例は分割してから4カ月以内の更正の請求が出来ます。最終的に遺言の無効が認められなければ、その財産についてはすでに申告期限内に分割が終わっているため、更正の請求で再度選ぶことはできません。
当初未分割であった財産について分割から4カ月以内の更正の請求は出来ますが、それを過ぎてしまうと、例え当初申告期限から5年以内であっても更正の請求が出来なくなってしまうため、注意が必要です。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

揉めてても必要な小規模宅地の特例受けるための同意(その1)

税法の特例は、申告するときに特例を受けることを選択して初めて受けることができます。ただ、大概の特例は受けた方が有利なので、申告で選択し忘れても、5年間は「更正の請求」って手続きで選択すれば受けられることになりました。(去年かな)

ややこしいのが、相続税の「小規模宅地の特例」です。被相続人が居住や事業をしていた宅地等の内、申告で選択した一定面積分について減免があるという特例ですが、問題は「申告で選択した一定面積分」ってところ。誰の相続するどの財産を選択するのかを、相続人間で協議して同意しなければ特例を受けられません。

遺産分割でもめないところは、この同意についても揉めないので、相続人連名で申告書を提出していれば問題ないのですが、揉めてるときは分割協議書さえ出来ないのに同意書なんて無理。ただ完全な未分割なら、分割できるまで小規模宅地の特例が受けられないのですが、問題は財産の一部を遺言してしまった場合です。

裁決があります。
(平成26年8月8日裁決) | 公表裁決事例等の紹介 | 国税不服審判所
http://www.kfs.go.jp/service/JP/96/08/index.html

被相続人の居住用宅地を遺言により遺贈を受けた相続人が小規模宅地の特例を適用。遺言以外の財産は未分割であり、遺言無効の訴えを起こされている。他の相続人の同意がなく、小規模宅地の特例適用は可能か。

という事例。
解釈はまた今度


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月14日

相続税の申告は、相続人の住所地?被相続人の住所地?

相続税の申告書は、相続人の連記式になっていて、亡くなった人(被相続人)の亡くなったときの住所地の税務署に提出することになっています。しかし、相続税法では、

相続税法第62条第1項
「相続税及び贈与税は、・・この法律の施行地にある住所地をもつて、その納税地とする。」

と規定されています。じゃあ、被相続人の住所地が納税地になる根拠はというと、

相続税法附則3
「相続又は遺贈により財産を取得した・・者については、当分の間、・・申告すべき相続税に係る納税地は、第六十二条第一項及び第二項の規定にかかわらず、被相続人の死亡の時における住所地とする。」

附則というのは、法律を定めたときの注意書きみたいなものですが、それに規定されています。つまり昭和25年制定時の注意書きの「当分の間」がいまだ続いてるということになります。

遺産分割でもめなかった場合には、税務署の窓口が1つのため調査や相談がスムーズにいくというメリットがあります。また、税金の計算も相続人共同で申告することを前提に定められていて、特例もそのようになっています。
しかし、もめた場合は財産の有無や評価が相続人間でまとまらず、それぞれに内容の異なる申告書を提出することになり、各種特例も受けられず、それでなくても家族の中に弁護士が入って泥沼化しているところへ、税務署まで介入してきて底無沼の様相を呈します。

相続人ごとに税額も特例も計算し提出できるように改正されれば、税金問題と分割問題は分けて対応できるため、もっとスムーズになると考えます。
マイナンバー制が導入され、税務署の署間連携が進められたら、いずれ対応もできるようになるのではないかと考えますが、「当分の間」は変わらなさそうです。

やっぱり「家族仲良くなにも無し」がいちばん。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

贈与による相続税対策はどれほどの効果があるのかを試算してみました。

5億円の現金を子供3人で相続する場合にかかる税金は、約1億6千万円。
5年かけて子供に贈与して相続税対策をした場合の税金の合計は、約1億1千万円。
10年かけて子供に贈与して相続税対策をした場合の税金の合計は、約8千万円。
20年かけて子供に贈与して相続税対策をした場合の税金の合計は、約5千万円になります。

60歳男性の平均余命(残り何年生きられるか)は23.14年です。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

かわいい孫に少ない税金で財産をあげたい

通常、かわいい孫に財産を残そうと思うと、たくさん贈与税を払うか遺言を書くかしかなかったわけですが、贈与税は高いし遺言は手続きが面倒くさいしってジレンマがありました。
25年度税制改正で、孫に対しても精算課税贈与の特例が使えるようになって、生きているうちに贈与できるようになりました。


しかし、孫の相続税は子が相続した場合の相続税よりも2割高い計算になるというデメリットがありました。
そこで、今回の「結婚・子育て資金贈与の非課税特例」です。


この特例は、もらった人が50歳になった年に、子育て資金等に使った残りがある場合には贈与税が課税されますが、それまでに贈った人が亡くなった場合、贈った人の相続税として計算します。また、この時通常の遺贈の時のように2割高い相続税の計算をしなくていいことになっています。


教育資金も結婚・子育て資金も、都度都度贈与する分にはこの特例を使わずとも贈与税は非課税です。
ただ、孫への遺言の代わりとしてみると、この結婚・子育て資金非課税の特例は、興味深い特例なのではないかと思います。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月13日

27年度税制改正で、「父母などから結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」が創設されました。

子や孫に結婚、出産、子育てのための資金を、金融機関で手続きをして一括で贈与をする場合、贈与税が非課税になるって特例ができました。ただ、これも教育資金の贈与非課税の特例と同様、余ったら贈与税がいっぺんにかかりますので、よく検討したうえで贈与する必要があります。

限度額は1千万円で、使い道は、
・結婚費用(結婚披露宴は含むが新婚旅行は入らなさそう。新居の家賃3年分)
・出産費用(不妊治療費、分娩費等)
・子育て資金(未就学児の医療費、保育所費用)

ただし、結婚費用は300万円の限度があるので、出産・子育てで700万円と考えると、1千万円の枠いっぱいに贈与すると余るんじゃないかと思います。分娩費は職場等から補助が出る場合が多いですし、未就学児の医療費は自治体によりますが、本人負担は結構少ない。

じゃあ、あんまり使えない特例かというと、意外とそうではない。

孫に遺贈するのに有効な特例といえます。つづく・・かも


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月11日

子や孫への非課税贈与の特例

来年から相続税が高くなるので、今、教育資金非課税の特例を使って子や孫に1500万円づつ贈与しとかなければ、といわれて、ありがね全部贈与してしまったっていうおじいちゃんやおばあちゃんがいないか心配です。

教育資金非課税の特例っていうのは、子や孫の教育資金にするために一括で1500万円まで税金かからずに贈与できますよって特例なんですが、いろいろと見過ごしがちな大事な特徴があります。

1)教育資金に使った分だけが非課税で、それ以外に使うと後で一括で贈与税がかかる。
2)30歳になったとき、使いきらなかった分と教育資金以外で引き出したぶんに贈与税がかかる。
3)一旦贈与してしまったら、返してもらったときにも贈与税がかかる。
4)教育資金で使う都度、銀行へ領収書を持っていかなければならない。
5)もともと教育資金は、その都度贈与する分には贈与税はかからない。

もう、先が長くなくなったときに、余剰資金のうちから、教育資金として必ずいるだろう金額を孫らに贈与するか、相続税より贈与税の方が安いようなお金持ちの方が使う特例かなと思います。
もし、そうでない方が贈与してしまったなら、30歳になった時の贈与税の納税資金のことも考えて、使うように言ってあげてください。

税務署は30年経っても忘れてはくれません。
ただ、管理するのは大変だろうなと思っていたら、今度は、
「出産育児資金非課税贈与の特例」が創設されるようで、今度は50歳になった時に課税されるそうです。

50年も経ったら、当然、贈与を受けた人の住所も戸籍も変わっているでしょうし、銀行も合併を繰り返しつぶれてしまうところもあるでしょう。物価もどうなるかわかりません。・・・

税金の特例は、いろんなところの思惑が入りますので、非課税だから使わないと損だとは考えてはいけません。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月27日

消費税、上げるべきか否か。って簡単な問題ではない。

たったの2%で、財政が改善するか、経済が破たんするか、二つに一つのような気がしてしまう消費税問題。消費税増税して社会保障削ったら、将来の不安でますます貯金が増え、消費も生産も先細り。増税しなかったら、経済成長できるというのも幻想。昔の後進国でなら30年続けられた高度成長が、今では10年持たずに息切れする時代。

お金が増える時代ではなくなったんですよ。ほっとけばいろんなところで淀みだす。馬鹿みたいに借金している国があるかと思えば、使いきれないほどの貯金をしている人たちがいる。

淀んだ水はくみ上げて川下へ流さなければ、魚も住めません。
税金には50も種類があって、けして消費税を上げ下げするってだけの話ではありません。でも、経済が税制と密接に関係しているのも事実。


--------------------
sent from WILLCOM 03
posted by 万願寺 at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 良くも悪くも税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする